ブログ

お店にエアコンがつきました!!

〜死闘、真夏の室温40度超え〜

2020年の8月にこの場所をお借りしてからおよそ一年が過ぎました。8月は荷物の運びこみ等で実際に仕事をし出したのは暑さも過ぎ去った9月も末の頃でした。そうです、私は埼玉の暑さを知らなかったのです。

神戸か埼玉の新座市へやってきたのが2020年の8月頃でその後行ったり来たりが続き結局落ち着いたのは9月の末頃でした。

暑さのピークも過ぎてから、埼玉へ来ていたのです。

最初に異変を感じたのは2021年の5月頃でした。

徐々に西陽が強くなり出した頃です。部屋にいると座っているだけで汗が出るようになってきたのです。

とはいうものの西陽が差し込みだすのは13時半頃から16時頃までの短時間です。風も抜けるので大丈夫だろうとたかを括っておりました。

しかし、6月に入り梅雨入りすると日差しもなく雨ばかりで暑さの事など完全に忘れ去っておりました。

そして運命の7月、梅雨が開けるとついに暑さが猛威をふるい出したのです!

奇しくも2020東京オリンピックの頃でした。初めの頃は簾を下ろすことで日が差し込まなくなり大丈夫だろうと考えておりました。

すだれのおかげで生存可能時間が増加した

一抹の風を感じることで涼を取ろうと風鈴や暖簾をかけてみました。

確かに簾を下ろした最初の頃は効果を実感していましたが、すぐに限界が訪れました。

そこで、8月まで温存しておこうと思っていた秘密兵器を投入することを決意いたしました。

そう、扇風機です。

レトロ風鉄製ファン扇風機(風量調節のみ)

この扇風機には首振り機能やタイマーなど高等な機能はなく、シンプルに弱、中、強の3パターンのみです。

しかし、これで大きく室内環境は改善されました。この扇風機のおかげで7月を乗り越えられたと言っても過言ではありません。

が、ここで更なる誤算がやってきます。

気温が更に上昇しました

オリンピックも折り返しを迎えた頃、既に風を送るだけの見た目だけで使用していた扇風機では太刀打ちできないほどの室温になっていました。

そこで、決意しました。新しい扇風機を買おうと

とはいうものの仕事場にそこまでの区間的余裕はありません。これでまず業務用の大きな扇風機は選択肢から消えます。

そして、伝票が飛んでくのも困りますので風が強過ぎても困ります。

スペースを取らず、また室内の風を回してくれるものということで一時期流行っていた縦長の扇風機を購入することにいたしました。

そうと決まれば早速電気屋さんです

ところが、電気屋さんを訪れてみるといろいろな機能が着いた縦長扇風機はありますがシンプルなものがありません。

仕事中に使うものなのでアロマ機能もいらなければ、おやすみモードやタイマーも必要ありません。

ここには私の求める扇風機は置いていないのかと肩を落として帰っている途中に一筋の光明が指していました。

リサイクルショップです

無事購入することができましたので喜び勇んで仕事場へと戻るのでありました。

これが、この後の地獄になろうとは思ってもみないのでした。

今回購入した扇風機はTOSHIBA F-DTT50というかなり古いものなのですが、室温表示機能がついています

そうです、室温計がついているのです。

部屋の温度が可視化されたことにより今までなぁなぁで誤魔化してきていた「暑い気がする」という感覚がはかいされ明確に「暑すぎる」となるのは時間の問題でした。

入り口玄関部分には暖簾を下ろし、窓には南部鉄器の風鈴と簾、そして扇風機という最強の布陣のはずだったのです

しかし、デジタル温度計という名の黒船が来航したことにより哀れ、日本のもののあはれは露と消え去ったのでありました。

今までは外気温が高くても、室内は日陰なので涼しいから大丈夫!と思っていましたがデジタル表記は残酷でした。

表示を見てみると室温と外気温に差はなく、38度を頻繁に超えていきます。

一見37度に見えますが39度です。

そして、オリンピックはそろそろ終わろうかというころ、ついに室温が40度を超えたのです。

我が目を疑いました。40度でした。

その日私は1日、店の床で扇風機から出てくる熱風を感じながらすごしました。

そして私の惨状を見かねた大家さんがエアコンを設置してくださることとなったのです。

大家さんは神でした。

というわけで私の仕事場にもエアコンという文明の利器がやってくることになったのです。

早速使おうと思ったものの8月の末から冷え込んだので現在まだ試運転しかできておりませんが、ありがとうございます !

増設されることとなったブレーカーも昭和感を消さないいい雰囲気です

左の20と書いてあるものが増設されたブレーカーです。ヒューズが飛んだら交換とかできるのでしょうか笑

このブレーカーはなんと昭和45年のものだそうです!

昭和45年というと大阪万博の開催年ですね。私は大阪万博と聞くと浦沢直樹さんの20世紀少年を思い出してしまいます。

20世紀少年と聞くとT.Rexの20th Century Boyが頭の中で流れます

エアコンもついたことですので今日は70sのロックを流しながら仕事をしようと思います

急に寒くなりましたので皆さま体調にお気をつけて自転車ライフをお送りください!

関連記事

コメント

  1. この記事へのコメントはありません。

  1. この記事へのトラックバックはありません。

ページ上部へ戻る