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どのハンドルを選べばいいの?

自転車に必要不可欠な部品としてハンドルが挙げられます。

ハンドルがなければ曲がる事も力を込めて走る事もできません。

では、どのようなハンドルを選べばよいのでしょうか?

ハンドルの種類はどんどん増えている!!

実はハンドルの種類は年を追うごとに増えています。自転車の進歩の過渡期には謎のハンドルも多数存在していました。

自分の自転車の目的に応じたハンドルを選ぶようにしましょう。

ハンドルの種類

ドロップハンドル
 シャロー(丸ハン)
 アナトミック
 アナトミックシャロー

フラットバーハンドル

ライザーバー
 ハイライザー

その他

ブルホーン

ランドナーバー

セミドロップ

プロムナード

バタフライハンドル(マルチポジションハンドル)

ドロップハンドル

ドロップハンドルはロードバイクを象徴するハンドルと言えます。その特徴は走行中に色々なポジションを取れるという点にあります。また、ドロップハンドルには流行がありその時々によって使用されるハンドルは変わっていきます。

大まかな時間の流れは、シャロー→アナトミック→アナトミックシャローとなります。

シャロー(丸ハン)

ロードバイク界を長い間支配していた最強のハンドルです。1930年代のツール・ド・フランスではもうすでにドロップハンドルが使用されています。2000年代にアナトミック型が流行るまで、ロードバイクのハンドルのスタンダードであり続けました。現在でも根強い人気があり、ロードのプロ選手で使用している人もいます。また、競輪の世界においては今でも現役のハンドルでもあります。(若干形状が異なりますが)

クランプ部の真下あたりに下ハンのエンドがきます。

アナトミックハンドル

2000年代に入り、ロードバイクの形がUCIにある程度決められました。その為取ることのできる姿勢に制約が入ってきます。そこで考え出されたのがシャローより多くのポジションが取ることのできるアナトミックハンドルでした。2010年前後に一瞬流行りましたがその後のロードバイクのロングステム化に伴い消えて行きました。使用期間は短く3年ほどで消えて行きました。

シャローと同じくクランプ部の真下付近に下ハンにエンドがきます。

アナトミックシャロー

アナトミックが消え去った後登場したのが、シャローハンドルとアナトミックハンドルのいいところを併せ持ったアナトミックシャローハンドルです。そうなった背景として、ステムのロング化が挙げられます。2000年代にロードのヘッド規格がインテグラルヘッドへと移行*しステムがアヘッド化しました。アヘッド化した事によりステム交換が容易になりました。また、アヘッドステムがスレッドステムより軽量化が進んだ事により長さを伸ばすことが可能となりました。ステムが長くなると直線での走行性能が上がる為近年ではアナトミックシャローハンドルでステムを長くするのが一般的です。

バーエンドがクランプ部より車体側にかなりよります。

フラットバーハンドル

フラットバーハンドルはクロスバイクなどに用いられます。ハンドル幅は50cmほどでシンプルなハンドルです。

ライザーバー

MTBなどに採用されるハンドルです。コントロール性や取り回しが良いハンドルです。ハンドル幅は70cm前後のな、またハンドルは上から見るとMの字のような形状をしています。これにより、ステムを短くする事が可能となり旋回性能が上がります。

ハイライザーバー

BMXなどで使用されるハンドルです。ライザーバーよりさらに取り回しが重視されるハンドルです。また、凹の字の上の部分のような形状をしています。ステムは50mm以下のものを使用することが多いです。

その他

ブルホーンバー

元々はドロップハンドルの下ハン部分を切ったものでした。その後。TTハンドルとして用いられたりしました。現在、TT用ハンドルはさらに進化しています。

ランドナーバー

ドロップハンドルの仲間です。上からみた際に下ハンがハンドルの肩より外側に出ています。これは長距離走る際に体を休めやすいような構造です。セミドロップハンドルに少し似ています。

セミドロップハンドル

セミドロップハンドルは、日本でスーパーカー自転車が大ブームの頃一番使用されていました。下ハンが左右平行で上部分と下部分がかなり近いです。個人的にかなり好き。

プロムナードハンドル

アメリカのビーチ感やカーゴバイクのイメージが強いハンドルです。ビンテージのMTB系によく似合います。カマキリハンドル感もあります。

バタフライハンドル(マルチポジションハンドル)

ひっそり登場して、ひっそりと消えて行きました。形はライザーバーハンドルのエンドが上部に湾曲し先端がクランプ部まで戻ってきます。前傾姿勢がしんどいという方は一度試してみるのも悪くないかもしれません。

じつはまだあるハンドルたち・・・

まだまだ種類はありそうですが今回はこの辺りで終わりにしようと思います。

皆さんもお気に入りのハンドルを見つけてみてください

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